Wi-Fiなどの無線lanは職場だけでなく、一般家庭で利用する人も増えてきています。電波の届く範囲であれば好きな場所に移動しながらネットを楽しむことが可能で、配線を必要としないので室内がすっきりします。5GHz帯で通信する速い無線電波の登場により、弱点は改善され今後益々無線lanを利用する人が増えると予想されます。しかし電波を飛ばしてネットワークを構築する無線lanは悪意のある乗っ取りやデータの抜き取りを完全に防ぐことは困難で、セキュリティや通信の安定性に不安があります。

そのためあえてWi-Fiなどの無線lanをlanケーブルで繋ぐ方法を選択する人もいて、今後もlanケーブルが必要なくなることは考えられません。lanケーブルは直接ルータと端末を繋いでネットワークを構築します。そのためデータを抜き取るには、端末に直接触れたり画面を見ないとできません。lanケーブルは規格ごとに信号の送受信が可能な伝送帯帯域の上限が決まっていて、MHzの単位で表されます。

現在販売されている製品は、伝送帯域100MHzのCAT5から600MHzのCAT7までがあります。通信環境にもよりますが、数字が大きい製品ほど通信速度や周波数が上がり回線速度が速くなります。そのため250㎒のCAT6より600MHzのCAT7の方が高性能のケーブルと言えます。しかし最大限のパフォーマンスを発揮するためは、使っているパソコンやルーターの性能も影響します。

自分のネット環境に合ったlanケーブルを選択することが、安全で快適なネット環境の構築に大切なことになります。

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