ネームプレートはその場所を案内するために取り付けられるもので、様々な場所に設置されていますが屋外に設置されるのも珍しいことではありません。例えば住宅の表札や会社の銘板などがそれに値しますが、屋外に設置する場合には耐候性の優れた素材が選ばれます。昔によく使われていたものは調達のしやすい木材でしたが、屋外でも風雨にさらされる場所では腐食してしまうため現代ではほとんど見ることができません。耐候性に優れ風にさらされても劣化しないものとしては石材や金属で、近年ではそのネームプレートのほとんどは金属の物が使われています。
金属のネームプレートで使われている素材にはステンレスのものが最も多く、これは耐候性に優れ腐食しにくいといったメリットがあるためです。またステンレスは製造もしやすく丈夫であり、それに多くの資材として使われているので安価に素材を手に入れることができるのでコストも低めです。一方でしっかりとした銘板に使われているのは銅を使ったのですがこちらは、鋳造によって作られるもので、加工のしやすから銅が選ばれています。費用はかかりますが、重厚なものを作ることができるものです。
石材が使われるケースもありますが、石は割れるリスクがあるため、耐久性という点で見ればあまりネームプレートとしては使われていません。基本的には金属と石材であれば屋外に設置しても、半永久的にその機能を持たせることができるものです。