配線やコードをまとめることができる結束バンドは、DIYやハンドメイドやガーデニングだけでなく自転車やバイクのメンテナンスでも活用できる商品です。結束バンドの素材はナイロンやポリプロピレンやステンレスなど様々であり、屋外や屋内用などサイズや幅も商品によって違うのでどれを選んでいいか迷います。そこでどのタイプを選ぶのかチェックしておくポイントを説明していきますが、一度結束すると外れないでずっと束ねておけるのが結束バンドの特徴なのです。それからリピートタイといった名称の商品の再結束が可能な結束バンドは、先端を通すヘッド部がレバー方式になっていてこのレバーを引けばロックが外れる仕組みです。
次にサイズは最大結束径が表記されているので見て合っているか確認し、結束したいものの直径に合わせて選ぶのがいいのですが最小限の大きさも書いてあるのでそれも確認します。そして素材はナイロンが主流ですが、ナイロンは酒類が多く同じナイロンでもナイロン66やナイロン46とついている数字により性能が違います。よく使われるのはナイロン66で、これは世界ではじめて作られた合成繊維で耐熱性もそこそこあり強度も強いので一般的に使われるようになっています。次の素材では強度が高く、耐熱性があるポリプロピレンはナイロンよりも酸やアルカリといった幅広い薬品に強いので医療器具に使用されます。
さらにフッ素樹脂はよく使われるナイロン66よりも高性能タイプで耐熱性や耐寒性や耐候性、耐薬品性をより高めていて耐熱性は170度といった高温に耐えることができます。